こんにちは、今回は県立の通信制高校が向いている生徒についてお話しします。通信制高校には県立と私立がありますが、どちらを選ぶか悩む人も多いかもしれません。
青森での実情はどのようになっているか、実際の生徒や関係者から聞き取りした内容をベースに書いてみたいと思います。
通信制高校について
通信制高校は自学でプリント学習がメインです。一方、全日制は小中学校と同じように、授業がメインとなります。
それでは、県立の通信制高校が向いている生徒について見ていきましょう。
結論:勉強とコミュニケーションが得意か
県立の通信制高校が向いている生徒は、このようなタイプの生徒です。
- 勉強が得意
- 先生とのコミュニケーションが得意
それぞれの理由を見ていきましょう。
理由1:留年率が高い
- 勉強が得意
について説明します。
通信制高校では、プリント学習(レポート)が解けずに進級できない場合、留年することがあります。
県立の場合は学校として留年を防ぐサポートが比較的手薄です。勉強が難しくなかなかレポートをする気が起きないこともあると思いますので、そのまま学校のサポートなしで放置されて留年というケースも多いようです。
私立の通信制高校では、広告のために卒業率を上げることを目指しており、留年が少ない傾向にあります。「あなたも卒業できます!」「卒業率100%!」などの広告を見たことがある方もいらっしゃるかと思います。
一方で県立については、勉強が得意でレポートをコンスタントに出していける生徒は進級することができるので向いています。
理由2:先生のタイプ
2. 先生とのコミュニケーションが得意
について説明します。
県立の通信制高校では、通信制専門の先生ではなく、全日制の高校から転勤してきた先生がほとんどです。
そのため、通信制や特性のある生徒への経験値が少ない場合があります。その点で、生徒対応に不満を持つことがあるかもしれません。
それでも先生とのコミュニケーションが得意な生徒は問題なく学ぶことができるでしょう。
まとめ
結論として、勉強が得意でレポートをしっかり出せる生徒、そして先生とのコミュニケーションが円滑で折り合いが良い生徒であれば、県立の通信制高校をオススメします。
そうでなければ、私立の通信制高校も検討されると良いかと思います。
以上、「県立の通信制高校が向いている生徒」についてお話しました。自分に合った学校選びをするために、ぜひ参考にしてみてください。