高校を辞めたいと思ったらするべきこと
青森県での高校生活において、学校に行きづらくなったり、トラブルや嫌がらせに合ったり、全日制高校そのものが自分に合わないという悩みを抱えることがあるかと思います。そうした場合、他の高校に転校する選択肢について考える人も多いです。この記事では、学校を辞めたい時や転校を検討する際に注意しなければならない点を解説していきます。
1. 休学や退学はNG
まず何よりも、休学や退学は避けるべきです。休学や退学を決定した時点で、3年間で高校を卒業することが不可能になります。
なぜかというと、在籍期間が不足するからです。
高校卒業の要件として、36ヶ月以上高校に在籍していることが必要です。休学した期間はこの36ヶ月に含まれず、空白期間が発生します。
ですから、退学のみならず休学した場合にも、3年間では卒業できないことになります。
次の進路が決まる前の休学や退学は避けましょう。
2. 単位を確認する
青森高校など普通高校の全日制では、3年間で約100単位を取得するカリキュラムになっています。しかし、高校卒業に必要な単位は74単位です。
つまり、一年生で30単位取得していると卒業に必要な単位の4割以上はすでに取得しており、残りの44単位を定時制高校や通信制高校で取得すればよいことになります。
休学や退学をせず通信制高校などに転入すると、比較的簡単に卒業要件を満たすことが可能である場合が多いです。
高校を辞めたいと考えた時点で、自分がどのくらいの単位を取得しているか所属する高校に聞いてみると良いです。
3. 専門機関に相談する
転校や進路について考える際は、専門的な知識を持つ機関に相談することが重要です。たとえば、以下のような機関が挙げられます:
- 通信制高校
- 定時制高校
- スクールソーシャルワーカー
これらの専門家は、卒業単位や在籍期間に関する知識を持っているため、具体的なアドバイスを受けることができます。
県立北斗高校であればサタデースクールやサタデーフォーラムというイベントを実施していますし、各私立高校も個別の相談会を開催しています。ぜひイベントを活用して相談してみてください。
まとめ
高校を辞めて他の学校へ転校を考える場合は、まず休学や退学を避け、専門的な機関に相談することが大切です。
また、私たちちいさな学校でもLINEまたはメールで無料相談を受け付けていますので、お気軽にご連絡ください。
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